MENU
カテゴリー

「ロボット・ドリームズ」のラスカルの役割は?原作(日本語訳)の感想と小ネタ

当ページのリンクには広告が含まれています
  • URLをコピーしました!

ロボット・ドリームズ」でラスカルの果たす役割が大きいと思いませんか。

映画「ロボット・ドリームズ」を観て心を揺さぶられ、原作に興味を持ち、原作本の日本語訳(グラフィックノベル)を実際に読みました。

改めてラスカルの存在感の大きさに気付き、ラスカルの役割が「ロボット・ドリームズ」にほっこりとした温かさをプラスしていると再確認。

ラスカルの登場によって、「ロボット・ドリームズ」は切ない別れの物語で終わらず、希望を含んだ新しい友情の物語へと変わった気がします。

「ロボット・ドリームズ 」の原作は、映画とは違い、かなりシンプルで驚きました。少し違う感想を持ち、全く違う感動を味わう方が少なくないと思います。

音楽もなく、動画でもないので、行間を読むようにイラストの余白から感じることや想像することは、読者によって全く違うものになりそうです。

原作者のサラ・バロン氏のインタビュー記事や小ネタに触れ、ますます「ロボット・ドリームズ 」に愛おしさを感じました。

この記事では「ロボット・ドリームズ 」のラスカルの役割にフォーカスした原作本(日本語訳)の感想と、本を読んでわかる小ネタを一部紹介します。

「ロボット・ドリームズ 」の映画が好きなら、きっと気に入る原作本はこちら

日本限定スペシャル仕様!恩田陸(小説家)、山口勝平(声優)推薦!!
目次

「ロボット・ドリームズ 」のラスカルの役割は何か?

原作本日本語訳P183のイラストを見て私が描いたラスカルとロボットのダンス♪

「ロボット・ドリームズ」の登場人物の一人であるラスカルは、原作後半でロボットをくず鉄処理場から救い出してくれるアライグマのキャラクターです。

ドッグとロボットの別れがあまりにも切なくて、胸が苦しくて、もしラスカルの存在がなかったら、これほどまでに「ロボット・ドリームズ」を好きにならなかったかもしれません。

このままだとロボットはどうなっちゃうの!?

そんな不安の中に差し込んだ一筋の希望の光がラスカルです!

自分でラジオを作るため、くず鉄処理場に部品(?)を探しに行ったラスカルが全身バラバラになったロボットを見つけます。

壊れかけたロボットの胴体以外を拾い集めて購入し、丁寧に修理して、ラジオがボディの新しい友だちとして迎え入れてくれます。

人生は出会いと別れの繰り返し。悲しい別れを経験したとしても、新しい出会いが訪れる。

ラスカルとロボットの新しい友情はそんな希望の象徴です。ラスカルは切ない別れに胸を痛める読者の心を救う役割を担っているように感じました。

一方で、ドッグとロボットは別れても心はつながっていて、それもまた友情の一つの形だと言えるでしょう。

ラスカルが登場にしたことにより、友情は形を変えて続いていくというテーマを強く印象づけます。

ラスカルがラジカセで流す曲”Happy”も幸せをもたらしてくれますね♪(Spotify/PLAYLIST/34曲目)

「ロボット・ドリームズ 」の原作本(日本語訳)を読んで驚いた映画との違い


画像リンク先:楽天

「ロボット・ドリームズ 」の原作日本語訳(ポプラ社)は、原作者のサラ・バロン氏が日本のファンのために描き下ろしてくれたオリジナル表紙が魅力です。

一番驚いたのは、映画では比較的長かったドッグとロボットの楽しい日々が、原作本ではとても短く、あっという間にビーチのシーンになってしまったこと!

もちろんロボットの夢を描くページが一番多いのですが、ドッグとロボットのページよりも、ラスカルとロボットのページの方が10ページ以上も多かったのは驚きでした。

映画はまさに原作を基にした、パブロ・ベルヘル監督の作品だと強く感じました。

かと言って、「ロボット・ドリームズ 」の原作本がつまらないとか、物足りないとかでは全くありません!

グラフィックノベルとしての魅力にあふれ、原作者のサラ・バロン氏の優しさや温かさが伝わってくるカラフルでキュートなイラストに心がほっこりして、何度も読み返したくなる静かな力を持った作品です。

映画と比べると余白が多く、圧倒的に読者に委ねる構成になっています。

セリフがない分、絵や構図から感情を読み取る必要があり、読者によってイメージすることや受け取るものは違うでしょう。

各自が思い思いに想像力を巡らし、その体験自体が作品への没入感を高めてくれると思います。

映画を観た後もかなり長い間余韻が残りましたが、「ロボット・ドリームズ 」の原作日本語訳は予想外の不思議な感覚と感動がありました。

映画版「ロボット・ドリームズ」の余韻についてはこちらで詳しく書いています

「ロボット・ドリームズ 」のラスカルが表す原作本のテーマ

「ロボット・ドリームズ 」の原作日本語訳は日本限定のスペシャル仕様なのがとても嬉しい!

個人的に筆者のインタビューで原作者のサラ・バロン氏について深く知れたのは大きな収穫でもありました。

子どもの頃セサミストリートが好きだったとか(私も大好き♡)、趣味は何かとか、どうやって絵を描いているかまでいろいろ。

その中でサラ・バロン氏の創作テーマは「友情」であることが述べられていますが、

「ロボット・ドリームズ 」から読者にどんなことを感じとってほしいか?という問いに対するサラさんの回答が、ラスカルの存在に表れている気がしました。

ドッグとロボットの関係は、友情の喜びと切なさを描いています。

しかし、ラスカルの登場によって、物語は完全な悲劇にはなりません。ロボットは再び誰かとつながり、友情を築く可能性を得ます。

ラスカルは「代替」ではなく「新しい関係性」の象徴です。

失ったものは戻らないとしても、人生は続いていく。私たちは出会いと別れを経験しながらも、それを受け入れて、前を向いて人生を歩んでいく。

その静かな肯定が、この作品の後味を優しいものにしているのかもしれません。

「ロボット・ドリームズ」の原作本は映画とは全く違う感動があります!

日本限定スペシャル仕様!恩田陸(小説家)、山口勝平(声優)推薦!!

「ロボット・ドリームズ 」の原作者サラ・バロン氏と日本文化の影響


画像リンク先:楽天

「ロボット・ドリームズ 」の原作日本語訳にも、映画のように小ネタが散りばめられていて楽しいです。

(ラスカルが事前にロボットに出会っていたというシーンはありませんが。)

サラ・バロン氏は、日本のまんがやアニメから強い影響を受けたと語っています。

作中でドッグとロボットが「天空の城ラピュタ」(Castle in the Sky)を借りる場面は有名なオマージュで、日本のファンにとっては嬉しいですね。

サラ・バロン氏の日本のファンに向けての直筆メッセージにも、

ロボットはラピュタに登場するロボット兵がモデルである

ことが書かれています。

ラピュタのロボット兵と小鳥たち、「ロボット・ドリームズ 」のロボットと小鳥たちのシーンを思い出してキュンとしました。

また、制作中はアランジアロンゾに夢中だったという小ネタも微笑ましいポイントで、さらにサラさんが好きになりました。

言葉がない表現は、作者自身があまりおしゃべりではなく、言葉で思いを伝えることが得意ではないからだそうです。

その辺りも少し日本文化に通ずるものがあり、日本の漫画やアニメに影響を受けたイラストのグラフィックノベルだからか、とても親しみやすく感じます。

ドッグとロボットが一緒に借りて観たジブリ作品がラピュタ!ラン、ランララ、ランランラン♪

数多くあるジブリの名作の一つ☆彡シータとパズーの友情も素敵

「ロボット・ドリームズ 」の原作を読んだ後に広がる楽しみ方

「ロボット・ドリームズ 」の原作日本語訳を読んだ後、改めてまた映画が観たくなったり、サントラを聴きたくなったりしました。

また、今さらながら「ロボット・ドリームズ 」のフィギュアや関連グッズが欲しくなりました!

ラスカルのこともますます好きになったし、ドッグ、ロボット、ティンの他ダッグやアリクイなどの登場人物に対しても、映画を観て、原作本を読むことで、さらに愛着が深まりました。

「ロボット・ドリームズ 」のDVDやブルーレイ等の豪華版特典、日本版特典は残り僅かとなってきているので、早めにチェックしなくては!

関連グッズをあれこれ探す際も、物語の余韻を思い出しながら選ぶ時間そのものが楽しみになりますね。

映画の余韻が強く残っているなら、DVDやブルーレイでもう一度静かに観返すのもおすすめです。初見では気づかなかったカットや音楽の使い方に、あらためて胸が締めつけられました。

ドッグとロボット、ドッグとティン、ラスカルとロボットの友情を何度でも!

通常版から豪華版までブルーレイやDVD多数!何度も観たい場合はチェックしてみてください

まとめ:「ロボット・ドリームズ 」のラスカルはロボットの未来を照らす存在

「ロボット・ドリームズ 」のラスカルは、物語の中で決して目立つ存在ではないかもしれません。

しかし、ラスカルの登場によりロボットの人生は孤独で終わらず、希望へとつながります。

「ロボット・ドリームズ 」の原作日本語訳を読むことで、その役割はよりはっきりと感じられました。

ラスカルがいたからこそ、切ない別れを受け入れ、前向きな気持ちになれた。

だから「ロボット・ドリームズ 」という作品を好きになり、愛おしさを感じるような気がします。

「ロボット・ドリームズ 」の映画が好きで、もっと「ロボット・ドリームズ 」の世界観に浸り、新たな感想や考察を深めたい方には、ぜひ原作本も手に取ってほしいです。

友情はいつも完璧ではないけれど、人は誰もが出会いと別れを経験し、それでも人生は続いていく。

映画を観て余韻が残った人ほど、「ロボット・ドリームズ」の原作本(日本語訳)を読むことで、この物語のテーマである「友情」の深さをより実感できるはずです。

毎日「ロボット・ドリームズ」ワールドに触れてほっこり♡

日本限定スペシャル仕様!恩田陸(小説家)、山口勝平(声優)推薦!!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次